キリスト教は強烈な男尊女卑?女は男の慰み者?のキリスト教徒による回答
竹田恒泰ch公式ショート(切り抜き)さんの
がヒドイ誤解を生む内容なのでキリスト教徒の立場で何が違うのか解説していきたいと思います
注意事項として
上の紹介動画はご本人の編集ではなく、公式(本人の許可を得て編集している動画)なので本人=竹田恒泰と主旨がズレている可能性がある
竹田恒泰さんの本人のYoutubeチャンネルには該当するライブ配信、動画は削除しているようなので何らかの批判があったのだと思います
私もキリスト教徒ですが間違った解説をする可能性があります
私は批判ではなく解説をしたいだけなのでここに書く以上のアクションはしません
そのことを踏まえた上で読者の方が判断してください
動画ではイブ、聖書ではエバと表記が違いますがここでは同一人物として扱います
聖書=キリスト教徒の基準となる本です
キリスト教は強烈な男尊女卑がある
教えとしては無いです
理由は以下にあります
イブ(女性)アダム(男性)の所有物、男の人を慰める(性的に相手する)ために神様が作った
女は男の所有物としてスタートとして動画は語っていますが
答えはNO!
まず最初に違うのは
(動画の主張)(アダムが)なんか寂しそうにしている
(聖書)寂しそうにしているなんて全然書いていない
(動画の主張)アダムの助骨をぽきんと折ってふっと息を吹きかけてアダムの身体の一部からイブを作る
(聖書)創世記2章21節後半~22節前半
主はかれのあばら骨の一つを取り、そのところを肉でふさがれた。神である主は、人から取ったあばら骨から一人の女に造り上げ、人のところに連れて来られた。
息を吹きかけたとは書いていませんがおおよそ事実と言えます
(可能性の話)
息について 竹田恒泰さんがアダムの話と少しごっちゃになっている→なったとしていても大した問題では無いです
違う聖書を読んでいる→話が平行線なのでどちらが正しいかは読者の判断になります
女性は慰み者の結論ありきで話を構成している→違うよ、と私は主張したいです
慰めてくれる存在があった方がいいということで
聖書はそんなことは言ってません
ですが性行為も禁止していません
創世記2章18節
また、神である主は言われた。「人がひとりでいるのは良くない。わたしは人のために、ふさわしい助け手を造ろう。」
キリスト教の聖書は助け手として女性を造ったと書いています
を男の人を慰めるために作ったと解説するのは間違いです
例えるなら男性社長の秘書が女性なら女性秘書は社長を慰める役目があるのでしょうか?
男性医師の助け手の女性看護師は男性医師を慰める必要があるのでしょうか?
慰みものにする、慰める目的で作ったのはあまりにも語弊があります
語弊(ごへい)=誤解を招く言い方
ただ、アダムとイブは後に夫婦になる=男女関係を持つのは事実です
聖書には人(アダム)は、その妻エバを知った
とだけ創世記4章1節に書いてあります。
(動画とは関係ない予想の範囲)
逆にアダムが乱暴してエバを慰みものにした可能性があるのでは?
書いていない以上可能性がある?
可能性は限りなくゼロです
エバの子供、カインが弟のアベルを殺した際に神が直接語りかけています
=神の監視下にあるので、仮にアダムがエバをただの慰み者にしたら(性的に乱暴したら)止めていた、もしくは罰を与え、聖書に書かれていると思います
(事実として)
創世記4章25節
アダムは再び妻を知った。彼女は男の子を産み、その子をセツと名付けた。カインがアベルを殺したので彼女は「神が、アベルの代わりに別の子孫を私に授けてくださいました」と言った。
とあります
つまりエバは子供を生まれたことを喜んでいる、神に喜びの報告をしている
=夫との子供を喜んでいると考えるのが普通でしょう
夫アダムに慰み者にされた結果の子供なら、神はなぜ私をこのような目に合わせるのか?と不満を言うはずです。
アダムはイブの所有物?
答えはNOです
(動画の主張)イブはアダムの所有物であると解説
神がアダムに与えたのでイブ(エバ)はアダムの所有物と主張しているのだと仮定します
(聖書)創世記2章21節後半~22節前半
主はかれのあばら骨の一つを取り、そのところを肉でふさがれた。神である主は、人から取ったあばら骨から一人の女に造り上げ、人のところに連れて来られた。
神がアダムの所にイブ(聖書ではエバ)を連れてきたです。
与えたとは書いていません
これは読んでいる聖書が違うか動画主張の為に言葉を置き換えています
※読んでいる聖書が違うなら平行線で仕方ないので判断は読者任せ、置き換えているなら悪質な論者となります
ちわみに私の基準としているのは新改訳2017の聖書です
キリスト教は男尊女卑?
よくキリスト教が男尊女卑の根拠に言われる理由の一つが
創世記3章16節 神がイブ(聖書ではエバ)に語りかけているシーンです
女にこう言われた。
「わたしはあなたの苦しみとうめきを
大いに増す。
あなたは苦しんで子を産む。
また、あなたは夫を恋い慕うが、彼はあなたを支配することになる。」
これが根拠に言われることがあります(動画では触れられていません)
ですがこれはキリスト教の教え(守るべき教え)ではなく、神がこれからこうなる、と言う予言です
支配するように命じるなら 神は夫は妻を支配しなければならない と書くでしょう
命令文の例として創世記2章17節
しかし、善悪の知識の木からは、食べてはならない。その木から食べるとき、あなたは必ず死ぬ。」
と命令しています
以上のことから夫が妻を支配するのは命令ではなく、これからこうなるという予言であると私は思っています
神の予言はこうなる、という後に実現する事実であり、守らなければならない命令とは違います
世界中でそういう(男尊女卑)の傾向がある
事実です
キリスト教が全く関係ない時代の日本の歴史ですら男尊女卑がありました
全知全能のキリスト教の神が予言したことが実現しているのです
キリスト教は男尊女卑なの?の結論
違います
エペソ人への手紙5章33節の一部
自分の妻を自分と同じように愛しなさい。妻もまた、自分の夫を敬いなさい。
と書いていますので妻を所有物としてでなく自分と同じぐらいの存在として妻を愛しなさいと教えています
もしキリスト教について知りたいと思ったら
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ノリがいい話をしてくれる東住吉キリスト集会の高原剛一郎さん
https://www.youtube.com/@bible_hca
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まとめ
キリスト教は男尊女卑?
違います!夫は妻を自分と同じように愛しなさいと教えています
イブはアダムの所有物?
違います。アダムのためにイブ(エバ)を作って連れてきました
所有物ではなく、助け手としてです
根拠は?
お手数ですが上の記事をご覧ください
一個一個に聖書から引用しています
一生懸命書きました
間違ったキリスト教を教える有名人はゴロゴロいます、ご注意ください
有名=正しいは危険な思い込みです
正しいキリスト教を聞きたい人は
ちょっと上の所を見てください、すべて無料です!
以上でこの記事はおわりです
最後までお付き合いいただきありがとうございました
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